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ラグビー小説「ノーサイドゲーム」のおススメ

ノーサイドゲーム

先にドラマを観ていた「ノーサイドゲーム」。
ドラマの最終回を迎えた後に気になって小説本を読みました。

ドラマも良かったですが、ドラマとは違った世界観で池井戸ワールドの新たな魅力が詰まった一冊なのではないでしょうか。

ラグビーワールドカップ2019で異様な盛り上がりを見せている日本。
朝から昼のワイドショーは、ワールドカップ特集だらけですね。どこからネタを集めてくるのかと思うくらいラグビーが盛り上がっています。

社会人ラグビーの世界観を知る

わたし個人としては、日常的にはまったくと言っていいほどラグビーとは縁の無い生活を送っていました。
子どもの頃に何度か親と一緒に神戸製鋼のラグビーの試合に観戦に行ったことがあったのですが、寒いスタンドで食べた熱いカップラーメンの美味さしか覚えていない。
そんな程度です。

関西では神戸製鋼は有名企業の一つ。会社とのしての事業内容は全く知りませんが、神戸製鋼のラグビーと言えば、何となくではあるものの聞いたことがある会社名です。
そんなわけで、神戸製鋼を通じて社会人ラグビーの存在は知っていたのですが、どのようなものなのかは全く知りませんでした。

そして今回のラグビーワールドカップ。
関西在住だったころは東大阪の花園ラグビー場の予算がどうとか、こうとか。。。そんな話題くらいしか知りませんでしたが、先日最終回を迎えて大泉洋さんの「日曜劇場 ノーサイドゲーム」で一気に私の中でのラグビーに対する関心度が高まりました。

我が家ではなぜか、私と小学生の娘だけがハマっていたドラマだったのですが、ラグビーを通した熱い物語に心うたれたお気に入りの作品です。

ノーサイド・ゲーム Blu-rayは2019年1月10日発売のようです。

このドラマは私がまったく知らず、関心も寄せることがなかった社会人ラグビーという新たな世界観と社会人ラグビーを支える企業の葛藤を池井戸ワールドならではの描き方で映し出されています。

苦悩と喜びと感動。

すべてが一気に詰まったような素晴らしいドラマでした。

ノーサイドゲームの小説とドラマ

ノーサイドゲームの小説とドラマ。
それぞれに違った世界観が描かれているような印象です。
同じ要素を持ちながらも、まったく違った作品というような感じもします。

ドラマの素晴らしいところは
作品に立体感が生まれているところでしょうか。

原作本を読んで知ったのですが、
原作には無い登場人物がドラマにはいたり、
原作には無い物語がドラマではあったり

ノーサイドゲームの世界観がより立体感のあるものになっています。
さらに、何といっても見所は「ラグビー」です。

これは、残念ながら原作の文字だけで表現されているラグビーのリアルとは天地の差があるように感じました。

盛り上がりを見せているラグビーワールドカップの前哨戦として、ドラマ「ノーサイドゲーム」でラグビーの世界観を知ることができたこと、そしてラグビーの魅力を教えてもらったことはありがたかったです。

ラグビーワールドカップをより楽しめるようになりました。

原作小説としてのおもしろさ

ドラマを観た後で、小説を読むと登場人物たちの名前とドラマの俳優さんたちのイメージがリンクしてしまい、どうしても想像力を邪魔されてしまうような感じもあるのですが、小説ならではの読み進めていくおもしろさというのは、さすが池井戸作品といえます。

ドラマを観た後に原作本を読んでしまうと、どうしても物足りなくなってしまいます。
「ドラマで好きだったあのシーンはないの?あの人たちは出てこないの?」という欲求不満のようなものも。。

おススメとしては原作本を読んで、そしてドラマの世界観も楽しんでもらいたいです。

原作本を読むことのおもしろさは「自分で読み進めることのドキドキ感」でしょうか。

ラグビーワールドカップの観戦の中日に、ぜひ読んでもらいたいラグビー小説です。

自分自身の立っている場所を再確認

ノーサイドゲーは、ドラマも原作本も登場するのは熱い世界に生きている人たちです。

そんな人たちのドラマを私はじっと、本やテレビを通して見ています。

読み終わった時、改めて自分の今いる場所、生き方、あり方を振り返り、

「これでいいのかな?」

と、考えさせてくれる作品でした。

何となく行き詰まり感を感じながらも、何もできていないようなもどかしさ。

自分で考え、行動し、そして結果へと繋がっていく。

自分自身と繋がることの大切さを学んだようにも思います。