ライフスタイル

暗闇の中を自転車で走るためには

最近は

暗くなる時間が早くなってきた。

夕方5時を過ぎると

暗闇の時間が迫ってくる。

私の住む海が近い田舎町は畑の町でもある。

月の出ていない夜、

街灯がない農道。

真っ暗な道は

灯りがないと先が見えなくなってしまう。

暗闇の中を進む

駅からの帰り道。

歩いて帰る。

暗闇の中を

ただひたすらに歩いて帰ることがある。

満月の夜は

空が明るく、夜でも道は遠くまで見渡せるが

月のない夜は

真っ暗で、先が見えない道を進む。

恐怖と不安が襲ってくる。

いつもの慣れた道だからと自分に言い聞かせながらも

どこか、不安を抱えながら家路を急ぐ。

そんな時、

恐さを感じながら

ふっと

立ち止まる。

急ぐ気持ちをグッと抑えて

足を止め、

空を見上げる。

いく道は真っ暗だけど、

高く広がる空は

真っ暗な空の中に光る星が

一つ一つ

私の目に光を届けてくれている。

このまま進んでも大丈夫。

と、

私の背中を押してくれる。

暗闇を自転車で走る

夜になって、

急遽、買い忘れたものを買いにスーパーへと行くことになった。

近所のお出かけは

なるべく自転車で行く。と決めているので

真っ暗な道を自転車で走る。

私の住む町は暗くて静か。

たまに聞こえる車の音と

季節によってはカエルの合唱。

今日は

とても静かな夜だった。

月もなく、

空は曇り空。

飛行機の灯が遠くに見える。

何かを主張するように人工的に強くヒカル。

自転車が走り出すと

勝手にライトが点いてくれる。

暗い道を走るには心もとない灯りではあるが

あるだけで先を照らしてくれる安心感がある。

先に進もうと思った時

ライトを照らさなくても先に進むことはできる。

恐怖心や不安な気持ちは出てくるものの

灯りがなくても進めないことはない。

ここにいるよ

前に進むには

灯があることの安心感はサポートになる。

自分が進む道を照らしてくれる。

でも、

真っ暗な夜道を走る自転車にとって

重要なのは

自分の道を照らすことではない。

自分以外の誰かに

存在を気づいてもらえること。

私の前に

一つの小さな灯りが近づいてくる。

ゆっくりとしたスピードで

とても小さな灯りが近づいてくる。

だんだんと距離を詰めてくると相手は「自転車」だと分かる。

相手の存在を暗闇の中でも認知することができる。

もし、

お互いに自転車の灯りを付けていないで走っていたら、

もしかすると

お互いの存在に気づかないかもしれない。

お互いが

「ここにいるよ」

って、伝えることができる大切な灯り。

知ってもらうこと

今まで歩んだこともないような新しい道を進もうとするとき

それは

暗闇を走るような感覚に近いのかもしれない。

不安になり、先が見えるようにライトを照らしよく見えるようにして

恐怖や不安を軽減することで進みやすくなるだろう。

でも、、

もっと大切なのは

道ゆく人に存在を知ってもらうことではないだろうか?

自らが発する何かを

相手に伝えることで、

ここにいるよ

って

知ってもらうことができれば、

進む楽しさと共に

自分一人だけではできない経験や楽しさや喜び。

そんないろんなものが

向こうからやってくるのをしっかりと受け取れるようになる。

ちゃんとライトをつける

シンプルだけど大切なのは

ちゃんとライトをつけて進む

ということ。

無灯火で走ることもできる。

でも、

ライトをつけて走れば安全だし、安心。

進む道をちゃんと照らして、

相手からも存在を認知してもらう。