「自分のために生きる」という言葉に私はとても魅力を感じました。
でも、「自分のために生きる」と聞くと、どこか“わがまま”な響きを感じませんか?
それはきっと、これまでずっと“人のため”に頑張ってきたからではないでしょうか。
家族のために、職場のために、
そして誰かの笑顔のために、自分の時間も感情も使ってきた。
だからこそ今、ふと立ち止まった時に、こんな思いがよぎるのです。
「私の人生って、誰のためにあるんだろう?」
このブログでは、ポッドキャストでお話しした内容をさらに深めながら、
“自分のために生きる”という言葉の本当の意味を紐解き、
今日からできる小さなステップを紹介していきます。
🌸 「自分のために生きる」が難しい理由
どうして私たちは「自分のために生きる」ことが「難しい」と感じてしまうのでしょうか?
💧 他人の期待の中で生きてきたから
私たちは小さな頃から、
「人に迷惑をかけないように」
「人の気持ちを考えて行動しなさい」
と教わって育っています。
それは社会で生きていくうえで大切なことですが、
その反面、“自分の気持ち”より“他人の期待”を優先するクセがついてしまうのです。
「自分の意見を言うと空気を壊すかも」
「私が我慢すればうまくいく」
そんなふうに、長年“自分を後回し”にしてきた人ほど、
いざ「自分のために生きていい」と言われても、どうすればいいか分からなくなるのです。
🌿 “自分のために生きる”は、わがままではない
“自分のために生きる”とは、
自分の気持ちを丁寧に扱い、そこから生まれる優しさで人と関わること。
つまり、自分を満たすことで、結果的にまわりにも優しさを広げていく生き方です。
☀️ たとえば…
・疲れているときに「休む」という選択をする
・誰かの期待より「自分の直感」を信じる
・「本当はこうしたい」と思う気持ちを無視しない
こうした行動は、わがままではありません。
むしろ、心が満たされることで自然とまわりにも穏やかな影響を与えます。
心が枯れた状態で“人のため”に頑張るより、
心に余裕がある状態で微笑むあなたの方が、何倍も優しいのです。
🌷 自分のために生きる3つの実践ステップ
ポッドキャストの中でもお伝えしたように、
「自分のために生きる」は、急に変わることではありません。
毎日の小さな選択の積み重ねです。
🌸 Step1:自分の気持ちを「感じる」
朝起きたとき、通勤の途中、夜お風呂に入るとき。
ふとした瞬間に、自分に問いかけてみてください。
「今、私はどう感じている?」
嬉しい、疲れた、悲しい、何も感じない──どんな答えでもOK。
まずは**「感じること」=「自分とつながること」**です。
☕ Step2:「自分のための時間」を作る
誰かの予定に合わせるのではなく、
自分のために使う時間を、意識的に作ってみましょう。
たとえば:
・好きな音楽を聴く
・お気に入りの香りで過ごす
・小さな旅に出る
その時間は「現実逃避」ではなく、
自分を回復させる“エネルギーの補給”なのです。
🌼 Step3:「本当はこうしたい」を言葉にする
「私はこうしたい」と声に出すことは、
“自分を生きる練習”です。
最初は心の中でつぶやくだけでも構いません。
慣れてきたら、信頼できる人に話してみましょう。
自分の気持ちを言葉にするたびに、
あなたの中の「自分軸」が少しずつ育っていきます。
🌙 “自分のために生きる”と、人生が変わりはじめる
“自分のために生きる”ようになると、
不思議と日常の中に小さな幸せが増えていきます。
・朝の光を心地よく感じる
・お茶をゆっくり飲む時間が嬉しい
・人に優しくできる自分が嬉しい
それは、外の世界が変わったのではなく、
自分が自分を大切にしはじめたから。
心が満たされると、世界の見え方が変わります。
そして、その変化はあなたの周りにも波のように広がっていくのです。
💫 おわりに:あなたの人生を、あなたの手に取り戻そう
「自分のために生きる」ことは、
誰かを傷つけることでも、逃げることでもありません。
それは、
“自分の幸せを自分で選ぶ力”
を取り戻すこと。
あなたが自分を大切に生きることで、
まわりの人もきっと安心して「自分らしく生きていいんだ」と思えるようになります。

