優しい人ほど、我慢してしまう理由を探ってみよう〜「大丈夫」と言いながら涙が出るあなたへ〜

普段の生活の中で、ふとこんな気持ちになることはないでしょうか?

本当は疲れているのに、“大丈夫”って言ってしまう

頼まれると断れなくて、つい引き受けてしまう

人の機嫌を気にして、自分の気持ちは後回し

そんな自分に気づくたび、「どうして私はいつも我慢してしまうんだろう」と心が重くなることはありませんか?

でも、あなたがそうなってしまったのは、弱いからでも、気が小さいからでもありません。

そこには、あなたの根底にある「優しさ」と「愛されたい気持ち」が深く結びついているからなんです。

今回の記事内容をポッドキャストでも音声配信を行なっています。音声でもお楽しみください。

目次

🌿 なぜ、優しい人ほど我慢してしまうのか

私たちは小さな頃から、

「いい子にしていれば愛される」
「我慢すれば、怒られない」
「相手が笑ってくれたら、自分のせいじゃない」

そんなふうに感じながら生きてきました。

その「親から」愛されるためのルールを、
大人になってもずっと、無意識に続けてしまっているのです。

だからこそ、
優しい人ほど、自分よりも他人を優先してしまう。
誰かが困っていると放っておけない。
人の痛みに敏感だから、自分の痛みを後回しにしてしまう。

でも――
それは「優しさ」ではなく、「恐れ」から生まれた優しさなのです。

💧 「恐れの優しさ」を手放そう

恐れからの優しさは、

「嫌われたくない」「迷惑をかけたくない」という気持ちから生まれます。

一方で、愛の優しさは、
「自分を大切にできているから、人にも優しくできる」という状態です。

どちらも人に対する優しさは同じです。

違っているのは「自分を大切に、自分に優しく」できているかどうかです。

愛の優しさには、境界線があります。
「私はここまで」「これはできない」そう言えるのは、わがままではなく“誠実さ”なのです。

もし今のあなたが、我慢して苦しくなっているなら、
それは“愛の優しさ”へシフトするタイミングかもしれません。

人への優しさ以上に、自分を大切にできていますか?


🌱 小さな一歩:我慢をやめる練習

最初から大きく変えようとしなくて大丈夫です。

今日からできる、ほんの小さなステップを紹介します。

🩷 Step1:気持ちを否定しない

「嫌だ」「疲れた」「もう限界」
そう思ったら、他の誰でもないあなた自身が“それでいいんだよ”と認めてあげましょう。
それが自分を大切にする最初の一歩です。

💛 Step2:誰かのお願いに“すぐYesと言わない”

「少し考えさせてください」と言ってみるだけでOK。
自分の気持ちを確かめる時間をつくることが、“自分を尊重する練習”になります。

もしこれまで、誰かからのお願いに即答している、いつもYesと言っているのが習慣化しているのであれば、スコアし間を置く練習をしてみましょう。

一呼吸おくだけでも随分と違いますよ。

🌿 Step3:ひとりの時間を罪悪感なしで過ごす

カフェでぼーっとする、お風呂で長く浸かる。
“何もしない時間”は、心が呼吸を取り戻す大切な時間です。

一人の時間は持てているでしょうか?


🌸 我慢をやめても、あなたはちゃんと愛される

「我慢をやめたら、嫌われるんじゃないか」
「離れていく人がいるかもしれない」

そんな不安が出てくるかもしれません。
でも、あなたが本当の自分に戻るほど、
“本当にあなたを大切にしてくれる人”が残ります。

我慢して得た関係よりも、
素直に笑える関係の方が、きっと心が幸せです。


🌷 まとめ:やさしさを、自分にも向けてあげよう

優しい人ほど、
人の痛みを感じる力があります。
だからこそ、その優しさを自分にも向けてあげてください。

「我慢しない=人を傷つける」ではありません。
「我慢しない=自分を大切にする」ということ。

あなたが自分を癒し始めたとき、
本当の優しさが、もっと深く広がっていきます。

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