こんにちは。ヨネイカンです。
いつもブログをご覧になっていただきありがとうございます。
皆さんの人生で「課題」と感じることが目の前にやってくることはありますか?
言い換えると「嫌だな〜」とか「辛いな〜」とか「避けたいな〜」と言ったことかもしれません。
生きていく中で「嫌なこと」はきっとたくさんあるでしょう。
そんな中でも、私たちはそれらの課題を乗り換え、人生を生きています。
でも、どうやって乗り越えたらいいの?
そんな疑問を一緒に解決していきましょう。
課題は自ずとやってくる
まず最初にお伝えしたいのは、課題は向こうから自ずとやってくるということです。
誰にでもきっと何らかの課題があると思います。
私にとっての課題は人間関係でした。
これまで小さな会社を経営していましたので、自営業としてしか働いたことがなく、チームで動いたり、組織の中で働く、従業員として働くといったことをしたことがありませんでした。
そのため誰かと情報を共有したり、報告をすること。
会社(上司・管理者)の意思や意向を尊重するような考え方、 行動する事に慣れていません。
自分で考えて、自分で決めて、自分が行動して、自分が責任を取る。
そのような仕事のやり方をやってきました。
当然ながら仕事の中に人間関係がなかったわけではなく、例えばお客様との関係や同行他社との関係をしている従業員との関係そこに人間関係は確かにありました。
なぜ人生には“課題”が現れるのか?
人生は、まるで大きな流れのように進んでいきます。
その流れの中で、私たちの前にふと立ちはだかる“課題”は、決して偶然ではありません。
それはあなたが本来の自分に近づくために、優しくも厳しく差し出される「人生からの贈り物」だと考えてみてはどうでしょうか。
課題は一見すると重荷に感じられるかもしれません。
でも、後から振り返れば「この経験があったからこそ、今の自分がいる」と気づかせてくれるものです。
課題は、あなたを傷つけるためにやってくるのではなく、あなたの可能性を花開かせるために訪れます。
そう思えうことができたなら、心にのしかかる重さが少しずつやわらぎ、「もしかしたらこの出来事にも意味があるのかもしれない」と受け取る余裕が生まれてくるでしょう。
逃げたい気持ちが出てくるのは自然なこと
ただ、その瞬間に「逃げたい」と感じる自分がいても大丈夫です。
私も「逃げたく」なることは多々あり、実際に逃げたこともありました。
人はみな、未知のものや不安なものに触れたとき、自然と心が緊張して距離を置こうとします。
それは弱さではなく、あなたの心が「安心を求めているサイン」。
「もう嫌だ」と感じるのも、「見たくない」と背を向けるのも、ごく自然な心の反応なのです。
その感情を無理に消そうとしなくていいのです。
むしろ「そう感じている自分がいるんだね」と、やさしく抱きしめてあげましょう。
すると不思議なことに、逃げたい気持ちは少しずつやわらぎます。
心の奥に眠るインナーチャイルド――小さな子どもの頃のあなたが「怖いよ」「助けて」と訴えているだけだからです。
その声に耳を傾け、寄り添うことで、課題はただの壁ではなく“癒しと成長の入り口”へと姿を変えていきます。
課題を避けるとどうなる?その心理的な代償
課題が現れたとき、「見なかったことにしよう」「もう少し後で向き合おう」と避けてしまうことがあります。
もちろん、それも一つの選択です。
けれども課題を避け続けていると、心の奥には小さな“澱”のようなものが溜まっていきます。
一瞬は楽になったように思えても、その未消化の思いは繰り返し形を変えてあなたの前に現れます。
人間関係のトラブルとして、体の不調として、あるいは「なぜかいつも同じ場所でつまずく」というパターンとして。
避けることは悪いことではありません。
ただ、その代償として「自分を信じられなくなる感覚」や「前に進めない停滞感」が強まっていくのです。
心のどこかで「本当は向き合いたい」「超えてみたい」と願っている自分がいるからこそ、その違和感は消えないのです。
そして、心の奥に溜め込まれていった小さな“澱”のようなものは、消化されることなく溜まりに溜まっていきます。
課題を乗り越えると得られる3つのギフト
それでは、課題を乗り越えるとどのようなメリットがあるのでしょうか?
1. 自信と自己肯定感が高まる
課題に向き合い、小さな一歩を踏み出したとき、心の中に「できた」という確かな手応えが残ります。
それは他人からの評価ではなく、自分だけが知っている静かな喜びとなります。
どんなに小さな前進でも、それを積み重ねることで「自分は大丈夫」「乗り越えられる」という自己肯定感が高まっていきます。
2. 人との関係の深まり
課題を乗り越える過程では、誰かに助けを求めたり、支えられたりする瞬間があります。
そこで気づくのは、「一人で頑張らなくてもいい」という真実です。
人と心を通わせる経験は、関係性をより温かく、より信頼できるものへと育ててくれます。課題は、人との絆を深める扉でもあるのです。
3. 生きる力の強化
一度課題を越えると、それまでの自分にはなかった“しなやかさ”が身につきます。
次に似たような出来事が起きても、「前よりも冷静に受け止められる」「乗り越える方法を知っている」という安心感が生まれます。
これこそが、生きる力の強化です。
風に揺れる木の枝のように、折れることなく柔らかにしなやかに、人生の波を受け止められるようになります。
初めて課題がやってきた時は戸惑い、難しいと感じるかもしれません。
しかし、1度でもその課題を乗り越えると、再度課題がやってきたときには軽々と乗り越えられたり、難しくないと感じられるようになるでしょう。
課題を乗り越える力がついているからです。
インナーチャイルドが課題に反応する理由
私たちが課題に直面したとき、心の奥でざわつきや強い不安が生まれることがあります。
これはただの“今の出来事”に反応しているのではなく、実はあなたの中のインナーチャイルド(内なる子ども)が目を覚ましているサインです。
子どもの頃に体験した「怒られた記憶」「受け入れてもらえなかった寂しさ」「頑張っても報われなかった切なさ」――そうした感情は、無意識の奥に残っています。
課題に直面したとき、その未消化の記憶が呼び起こされ、「怖いよ」「どうせできない」と訴えてしまうのです。
だからこそ、課題の前で動けなくなる自分を「弱い」と責める必要はありません。
それはただ、小さな頃のあなたが今も心の中で生きていて、守りを求めているだけなのです。その声に気づき、優しく寄り添ってあげることが、本当の意味で課題を乗り越える第一歩になります。
感情カウンセリングで“課題”の捉え方が変わる
感情カウンセリングでは、避けたい・怖いと感じてしまうその心の声を、丁寧にすくい上げていきます。
否定するのではなく、「そう感じているんだね」と認めることで、インナーチャイルドは安心し、静かに落ち着いていきます。
すると不思議なことに、“課題”そのものの見え方が変わります。
ただの「重荷」や「壁」に見えていたものが、「自分を癒すチャンス」「新しい自分に出会う扉」へと姿を変えるのです。
感情カウンセリングは、課題を消し去るものではありません。
しかし、課題を前にしたときに揺らがない心を育み、「自分なら大丈夫」と思える土台を作ってくれます。
その安心感があれば、どんな課題も恐れる必要はなくなり、あなたの人生はもっとしなやかに、もっと自由に広がっていくのです。
まとめ
小さな一歩から課題を乗り越えるコツ
課題を前にすると、「全部を解決しなくては」と思ってしまい、心が重たくなるものです。
けれども大切なのは、ほんの小さな一歩から始めること。
「今日は深呼吸してみよう」
「今日は気持ちを書き出してみよう」
そんなささやかな行動こそが、確実にあなたを前へと進ませてくれます。
課題をチャンスに変える心の整え方
課題に出会ったとき、「なぜこんなことが…」と嘆く代わりに、「この出来事は私に何を教えてくれているのだろう?」と問いかけてみましょう。
その視点の変化が、課題をただの重荷から“未来へのギフト”へと変えてくれます。心を整える鍵は、「意味を見つける力」にあります。
避けずに向き合った人だけが見える景色
勇気を出して課題に向き合ったとき、初めて見えてくる景色があります。それは「本当の自分に近づいた」という感覚。
そして「私は大丈夫」と思える深い安心感です。避け続けていたときには見えなかった、穏やかで自由な世界がそこには広がっています。
行動を促すメッセージ
課題を前に「どうしたらいいかわからない」と立ち止まってしまうのは、誰にでもあることです。
でも、その瞬間こそが人生の分岐点。ひとりで抱え込まず、心の声に耳を澄ませるサポートを受けることで、あなたはもっと軽やかに、もっと自然体で歩んでいけます。
感情カウンセリングやインナーチャイルドヒーリングは、あなたの心に寄り添い、課題を“成長と癒しの扉”へと変えていきます。
✨もし今「逃げたい気持ち」と「本当は変わりたい気持ち」の間で揺れているなら、その気持ちごと抱えて、どうぞご相談ください。
小さな一歩を踏み出したその先に、きっとあなたにしか見えない新しい景色が待っています。