- どうしても人と比べてしまう
- 人と比べて、できない自分が嫌になる
- 他の人をつい意識してしまう。
人と比べて自分は「できない」と感じて落ち込むことは、誰にでも経験があるものです。
ついつい無意識に誰かと自分を比べてしまっている事はないでしょうか?
こんにちは。ヨネイカンです。
他の人と自分を比べて落ち込んでしまうこと、ありますよね。
人と比べることそのものは悪い事ではなく、状況によっては必要なこともあります。
自分の状態を客観的に見る指標として有効な場合もあれば、ビジネスで競合相手の状況を知るために必要であったりと、自分の現在地や状況を客観的に観察するにはとても有効な方法です。
ただ、今回の問題は人と比べることそのものではなく、人と自分を比べることによって「できない自分」が明確になり自己否定に陥ってしまうことです。
できない自分にばかり意識が向いてしまうと、自己否定はさらに強まります。
新たな行動ができなくなったり、ポジティブな発想が出てこなくなることもあります。人と比べて「できない自分」が出てきたときの対処法を今回はご提案します。
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どうして人と比べて落ち込むのか?
どうして人と比べて「できない」と感じると落ち込んでしまうのでしょうか?理由はいくつか考えられます。
理由①社会的な影響
あなたが普段過ごしているコミュニティーの中で、成功や能力が高く評価されることが強調されていませんか?
そのようなコミュニティーでは、他人との比較からくる圧力が高まります。
周囲の期待や規範に合わないと感じることがあると、自己評価が低下し、落ち込んでしまいます。
理由②完璧主義の影響
あなたは完璧主義ではないでしょうか?
完璧主義の傾向がある場合には、他人と比べて自分が劣っていると感じやすくなります。
自分に厳しい基準を持っていますので、常に最高の成果を求めます。
完璧ではない自分と、他人の成功に焦点を当てることで自己評価が低下し、落ち込んでしまいます。
理由③自己不信の影響
自分自身のことをどれぐらい信頼できているでしょうか?
自己不信や自己価値感の低さがある場合、他人と比べて自分が劣っていると感じやすくなります。自分に自信がないことで、他人の成功を見て自分との差を感じてしまうことでしょう。気持ちは落ち込んでしまいます。
理由④過度な競争意識の影響
常に勝っていないと、自分には存在価値がないと思っていませんか?
過度な競争意識を持っており、他人との比較を通じて自己評価を確認しようとする場合には、自分が劣っている、負けていると感じた時には気持ちがどうしても落ち込みやすくなります。
自己評価が他人の成功や能力に依存してしまうためです。
理由⑤自己比較のバイアス
自分のことをどれぐらい認めることができているでしょうか?
自己比較は、しばしば他人の成功や能力に焦点を当てる傾向があります。自分自身の長所や成果を見落とし、他人との比較で劣っていると感じることがあります。
これらの理由は個人によって異なる場合があります。それぞれの状況に合わせて対処方法を見つけることが大切です。
自分自身を受け入れ、自己評価を建設的に見直すことで、比較からくる落ち込みを軽減することができます。
人と比べても落ち込まない方法
習慣的に人と比べてしまうことがあるかもしれません。
なるべく人と比べないようにしようと思っていたとしても、無意識に誰かと比べていることもあるでしょう。
人と比べることそのものを止められなかったとしても、人と比べた時に気持ちが落ち込まないように対処する事は可能です。
ここからは実際に人と比べてもしまっても、その後に気持ちが落ち込まなくなるための方法を紹介していきます。
方法①自己評価を見直す
誰かと自分を比較したとき、自分自身を過小評価していませんか?
過小評価することで、できない自分と認識していないでしょうか?
改めて、自分自身を客観的に評価してみましょう。まずは過度な自己批判に陥らないようにすることです。
そのためには、それまでの自分の成果や進歩を振り返って、自分自身の強みや達成したことに焦点を当てましょう。
できている自分を認める
方法②目標を明確にする
目標を明確に持つことができているでしょうか?
自分にとっての目的地が描かれた地図を持っていないと、他人と比較したときに自分の現在地がわからず、自分のことをできていないと考えてしまいがちです。
自分自身の目標や価値観を明確にすることは重要です。
他人と比べるのではなく、自分自身が望む成果や目標に集中しましょう。自分自身との競争に集中することで、より満足感や達成感を得ることができます。
自分の現在地を把握する
方法③自分の変化を認識する
誰かと比べるのではなく、あなたの過去と比べてどれぐらいできているのか?どれぐらい進歩、成長しているのかを比較してみましょう。
自分が成長していることや進歩していることを認識しましょう。
過去の自分と比較してみると、どれだけ成長したかがわかるかもしれません。小さな成功や努力も意識して喜びましょう。
自分の変化、成長に意識を向ける
方法④比較する相手を選ぶ
なんとなく自分と誰かを比較していないでしょうか?
他人と比較することは避けられないかもしれませんが、比較する相手を適切に選ぶことも大切です。
自分のスキルや経験と同様の背景や条件を持つ人と比較することで、より公平な比較ができるでしょう。
そもそも比較する目的は何でしょうか?
自分自身を満たすためでしょうか?
できない自分を発見するためでしょうか?
誰かと自分と比較するのは自分の現在地を知るためです。自分の置かれた状況を客観的に把握するために周りの人と比較するという明確な目的を持つことができれば、適切な比較ができるようになることでしょう。
適切な比較を心がける
方法⑤周囲のサポートを受ける
誰かと自分を比較して「できない自分」が出てきて、落ち込んでしまったときに1人で抱え込み、悩んでいませんか?
「できない自分」を発見すると気持ちが落ち込み、恥ずかしくて人には言えないこともあるかもしれません。
落ち込んでいる時には、友人や家族、信頼できる人々に話を聞いてもらうことも大切です。
自分の気持ちを素直に話せる相手が近くにいるのであれば、話を聞いてもらいましょう。
気持ちを誰かに話してみる
方法⑥自分に優しくなる
自分に厳しくあり続け、自分自身を追い詰めてはいないでしょうか?
自分を責めたり罰することは避けましょう。
「できない自分」が出てきても、自分に対して優しく、自己肯定感を高めるような行動を取ることが重要です。
「できない」と自分を責めるのではなく、自分自身を大切にする時間を取ってあげましょう。
自分を責めずに、自分を大切にする
方法⑦新しいスキルや知識を学ぶ
学ぶことを放棄していませんか?
自分が成長したいと感じる分野について、新しいスキルや知識を学ぶことは励みになります。
どのような方法であっても、自分自身の成長に注力することができれば、他人との比較よりも内面的な満足感を得ることができます。
人に勝つこと、競争に勝つことを目的にするのではなく、自分自身の成長に対してコミットしましょう。
戦う相手は過去の自分です。過去の自分を超え続けることが、自分自身の成長へとつながります。
自分の成長にコミットする
方法⑧専門家のサポートを受ける
どうしても行き詰まってしまい、自己否定から抜けられなくなってしまうこともあります。
もし自己評価や自己肯定感の向上に悩んでいる場合は、心理カウンセラーやコーチなどの専門家のサポートを受けることを検討してください。
専門家は適切なアドバイスや支援を提供してくれます。
自分の中に溜め込んでしまった悩みを誰かに聞いてもらうだけでも、できない自分の否定感から抜け出すことができることもあります。
サポートを受けられる人を見つける
人と比べることを手放す
最も重要なのは、自分自身との比較に固執しないことです。
意識を他人(自分の外側)ではなく、自分の成長と個々の目標に集中するように意識を変えていきましょう。
どうしても他人と比べることもあるでしょう。
他人と比べることを無理にやめようとしたり、無理に抑え込んでしまうと反動が出易くもなります。自己成長の阻害要因になる場合があります。
まずは自分自身を信頼すること。自分の道を信じて前進しましょう。
感情をクリアリングする
他人と比べて、自分のことをダメだと思って立ち止まってしまったとき、感情クリアリングするのも有効な方法の1つです。
感情の滞りができることによって問題がさらに拡大することがあります。
自分の中に溜め込まれてしまった感情の負のエネルギーをセッションを通してクリアリングすることで、クリアなエネルギーに変わっていきます。
感情カウンセリングのセッションでは、自由に話したいことを話してもらうだけで、自分の中に溜め込まれた感情のクリアリングが促進されます。
感情カウンセリングに興味がある方は事前に相談できる事前相談会をご利用ください。感情カウンセリングのセッションに関する詳しい説明をしています。
ご連絡お待ちしております。