- 嫌われたくない思いから動けなくなることがある
- 人に嫌われていると思うと何もできなくなる
- できれば人に嫌われずに何かを成し遂げたい
人に嫌われたくはないですよね。
できることなら誰にも嫌われずに、誰からも好かれて生きていきたいと思うものです。
でも、そんなことって本当に可能なのでしょうか?
こんにちは。ヨネイカンです。
人に嫌われたくない思いがあることで、
前に進めなくなってしまうことがあります。
僕のことを好きでいてくれている人もいれば、同時に嫌いな人、あまり好きではない人もいるでしょう。
世界のすべての人たちからも好かれようと思っても、現実的には無理です。
実際、社会の中に出て行って活動しようと思えば、好きな人と嫌いな人の両方が存在しています。
頭では理解しているのに私たちは「嫌われたくない」思いが出てくることで、行動を制限したり、自分に制限を加えることがよくあります。
どうして、嫌われたくない気持ちが出てくるのでしょうか?まずはその要因から探っていきましょう。
嫌われたくない気持ちが出るのはなぜ?
どうして人から嫌われたくないと思ってしまうのでしょうか?
あなたはどんな時に「嫌われたくないな〜」の気持ちが出てきますか?
要因は個人によって異なりますが、これから一般的な要因のいくつかについてご紹介していきたいと思います。
思い当たる要因があれば、「嫌われたくない」と思った時のことを思い出してみてください。自分の内面を客観的に振り返ってみることが解決への大きなヒントになるでしょう。
要因①自己評価の低さ
あなたは自分のことを低く評価していませんか?
- 自分はだめな人間だ
- 絶対にできない
- いつもできなくて当然だ
このように自己評価を低く見ている傾向はないでしょうか?
自己評価が低いと、他人からの評価や承認を強く求めてしまう傾向があります。
自己評価が低いことで、自分を否定的に捉えることが癖になってしまい、他人の承認を必要と感じるのです。
他人から認められたい、評価されたい気持ちが強くなると結果的には「いかに嫌われないか」が重要になってくるのではないでしょうか?
要因②過度な承認欲求
- もっと私のことを認めて欲しい!
- どうして私を認めてくれないの?
- 私の存在をもっと認識して欲しい!
日常的に過度な承認欲求を持っていないでしょうか?
承認欲求が必要以上に強くなっていると、他人からの好意や評価に依存してしまい嫌われたくないという気持ちが強くなることがあります。
このような場合、要因①とも関連しますが、他人からの承認がないと自己価値を感じられなくなってしまい、さらに自己評価が下がります。
要因③過去の経験やトラウマ
過去に「嫌われた!」と強く思ってしまい、心が傷つくような辛い経験をしたことはないでしょうか?
過去の経験やトラウマによって、他人から嫌われることに対する恐怖が形成されることがあります。
過去に嫌な経験をしたり、否定的なフィードバックを受けた経験がある場合、同様の経験を避けようとする傾向が生まれるかもしれません。
嫌われることは自分が傷つくことと直結しているので「嫌われたくない」が無意識に働いてしまいます。
要因④社会的圧力
社会や文化の中で、他人からの評価や承認が重要視される場合、嫌われたくないという気持ちが強くなることがあります。
社会的な規範や期待に合わせようとすることで、嫌われることを避けようとする傾向が生まれるかもしれません。
要因を知ることで先に進める
ここまでご紹介してきた要因は、個人の心理や経験によっても異なるため、正解があるものではありません。
しかし、自己評価や自己受容の向上、適切な承認欲求の管理、過去の経験の処理など、自己成長と自己理解を促す取り組みは、嫌われたくない気持ちから抜け出す上で役立つかもしれません。
あなたが「嫌われたくない」と思ってしまう要因を知ることができれば、抜け出すための大きなヒントを掴めることになるでしょう。
嫌われたくない気持ちから抜け出す5つの方法
それでは実際に「嫌われたくない」気持ちが出てきてしまったら、どのように対処すれば良いのでしょうか?
ここからは、嫌われたくない気持ちから抜け出すための5つの方法をご紹介していきます。実際に使えそうなものがあれば、試してみることで役に立つかもしれません。
方法①自己受容を促す
どんなあなたでも、あなた自身を受け入れることができているでしょうか?
自分自身を受け入れることが重要です。
完璧である必要はありません。
誰からも嫌われない人はこの世の中には存在しません。
誰にでも嫌われる可能性もあることを受け入れましょう。
自分の良いところや長所に集中することができれば、自己価値感を高めることができます。
自己価値観が高まれば「嫌われること」によって自己価値が下がりにくくなりますので「嫌われる」ことを気にしなくなります。
どんな自分でも否定せずに受け入れる
方法②自分を大切にする
自分のことをどれくらい大切にできているでしょうか?
他人の意見や感情を尊重することは大切です。
同時に、自分の意見やニーズも大切にしてあげましょう。
他人にばかり合わせていませんか?
他人に合わせることが優先されると自己否定に繋がる場合もあります。自分を大切にすることを忘れないでください。
自分を優先して大切にしてみる
方法③コミュニケーションスキルを磨く
コミュニケーションがうまくできないことによって「嫌われている」と一方的に思い込んでしまうこともあります。
相手はまったく嫌っていないにも関わらず「この人、私のことを嫌っているかも」と決めつけていることはありませんか?
相手とのコミュニケーションを円滑に進めることは、嫌われたくないという気持ちを和らげるのにも役立ちます。
相手の意見や感情に共感し、適切なコミュニケーションスタイルを身につけることが重要です。
コミュニケーションにクセがないかを見直してみる
方法④自信をつける
自分に自信がないと、どうしても他人からは「嫌われたくない」と思いやすくなってしまいます。
逆に自分に自信を持てている状態が維持できていれば嫌われたくないから「嫌われても問題がない」と転換しやすくなるのではないでしょうか。
自信を持つことは、他人の評価に左右されずに自分を表現する力を養うために重要です。
これまでの自分を振り返ってみて、自分の強みや成果を認識し直してみましょう。自己肯定感を高めることによって、嫌われたくないという不安を軽減できるかもしれません。
そのままの自分でも「自信」を持てるか?
方法⑤ポジティブな人間関係を築く
普段からコミニケーションを取っている周りの人達がネガティブな言葉ばかりをかけてくる人ばかりだとどうでしょうか?
どうしても、嫌われたくない気持ちが出て来やすくなるのではないでしょうか。
ネガティブな言葉をかけられたくないので、なるべく嫌われないように行動や言動に気をつけるようになるでしょう。
自分を支えてくれるポジティブな人々との関係を築くことも大切です。
理解し合える人々とのつながりを持つことで、自分自身を受け入れることができ、嫌われたくないという気持ちを和らげることができます。
ただし、人間関係は複雑であり、どんなに努力しても全ての人に好かれることはできません。重要なのは、自分自身を大切にし、他人との関係を健全に維持することです。自分を尊重し、他人も尊重することで、バランスの取れた人間関係を築くことができます。
人間関係を見直すことで改善できないか?
本当に嫌われない方がいいのか?
誰かに嫌われているというのはあまり気分が良いものではありません。ストレスになることもありますし、嫌な気持ちになることもあるでしょう。
できれば嫌われたくないと思うものです。
しかし、実際に何かを成し遂げようとしたり、成果を出そうとしたときにはどうしても周りの人たちとの関係性ができてきます。
その人間関係の中で誰にも嫌われずに何かを成し遂げようとする事はどうしても無理があります。
発想を転換してみる
誰かに嫌われている状況があるのであれば、それはうまくいっている証拠でもあると考えてみてはどうでしょうか?
あなたのことを好ましく思っている人がいるとします。好きと思う人がいると言う事は、一方であなたのことを嫌いな人がいる可能性があります。
逆のパターンでも同じことが起こります。
あなたのことを嫌いな人がいるという事は、その一方ではあなたのことを好きな人がいる可能性があります。
嫌われることも受け入れてみる
あなたのことを「嫌いな人がいても良い」と一度、嫌われることを受け入れてみてはどうでしょうか?
心の中で「嫌われてもいい」と受け入れることができれば、これまで引っかかっていたことや前に進めなかったものが一気に進み始める可能性もあります。
最初のうちはなんとなくでもいいので「嫌われてもいい」と思ってみることによって、物事が進み出すかもしれません。
心の中のブロックを解消する
自分の心の中だけで「嫌われてもいい」と思えるのは実際には難しいかもしれません。
そんな時はカウンセリングなどの各種セッションを受けることを検討してみてください。
自分の力だけでは前に進めない時があります。
人からのサポートを受けることによって、一気に世界が開けることもあります。
僕自身は、思い悩んでしまって前に進むことができなかった時、セッションを受けることによって一気に加速することができました。
1人で悩みすぎて、苦しいなと思ったとき。ご相談いただければと思います。
どのようなセッションを受けられるのか、事前にご相談いただける事前相談会も開催しています。お気軽にご相談ください。
ご連絡をお待ちしております。