- 夫に家事をもっと手伝ってもらいたい
- 夫婦で一緒に家事ができたらと思う
- どうして夫は家事をしないのか不思議
夫に家事を手伝ってもらいたいけれども、実際にはなかなか手伝ってもらうことができない。夫は家事に関心がないように思ってしまう。そんな経験はないでしょうか?
こんにちは。ヨネイカンです。
僕は家事のほとんどを担当しています。
夫が家事に参加するキッカケになれば嬉しいです。
夫に家事をもっと手伝ってもらいたいと思いますか?
でも、実際に夫に家事を手伝ってもらおうと積極的に働きかけると、嫌がられるだけで余計に家事への参加から遠のいてしまうかもしれません。
夫が家事に参加するようになれば、
家庭の雰囲気がもっと楽しくなりそう!
そんなイメージを持てたら、記事を読んでみてください。
夫が家事に参加するとどうなる?
夫には家事に参加してもらってもっと手伝ってもらいたいと思ってはいるものの、実際に夫が家事に参加するとどうなるか?
イメージすることができるでしょうか?
もしかしたら人によってはこんなイメージを持っているかもしれません。
- 余計な仕事が増える
- 邪魔になる
- 手伝ってもらわない方がよかった
このようなネガティブなイメージを持っているかもしれません。そのネガティブなイメージが、結果的には、夫が家事に参加できない現実を作っている可能性もあります。
ポジティブなイメージを持ってみる
夫が家事に参加することによって実現するポジティブなイメージを思い描いてみましょう。例えばこんな感じです。
- 手伝ってくれて家事の負担が減る
- 自分の時間が取れるようになる
- 家庭内の雰囲気が明るくなる
- 家族みんなが楽しく過ごせる
- ストレスが溜まりにくくなる
ポジティブなイメージを持つことはできましたか?
イメージが固まってきたら、まず前提として、どうして夫は家事に参加しようとしないのか?その原因を探ってみましょう。
夫が家事に参加しない5つの理由
夫が家事に参加しない理由はいろいろと考えられます。
個人や家庭の状況、年代によっても異なりますが、一般的な理由として考えられるものをご紹介していきましょう。
- 社会的な役割の固定観念
- 文化的・家庭的な環境
- コミュニケーションの欠如
- 時間やエネルギーの制約
- スキルや知識の不足
これらの理由は一般的なものであり、個々の事情によって他の要因も関与しているかもしれません。
まずは1つずつ当てはまるものがないかを考えてみましょう。
理由①社会的な役割の固定観念
日本社会全体として、男性は家事をせずに仕事に専念する。外で稼ぐことが大切だといった固定観念が根付いていました。
最近ではこの考え方は随分と変わってきていますが、年代によってはまだまだ根強く残っていることでしょう。
男性が主に仕事や家族の経済的な責任を担うという伝統的な社会的な役割分担の固定観念がある場合、家事に対する関心や責任感は当然ながら低くなってしまいます。
理由②文化的・家庭的な環境
先ほどの理由を背景として、家庭内においても男性が家事をすることが認めれないケースがよくありました。
例えば、母親が男の子には家事をさせない、家事をしてはいけないといった教育をしていた可能性もあります
成長した環境や文化が、男性が家事をすることに対してあまり重要視していない場合、家事に参加する意識が低くなることがあります。
理由③コミュニケーションの欠如
夫婦間での家事に対する考え方や価値観の違いが共有されていないと、妻だけに家事負担が重くのしかかってしまい、バランスのとれた家事負担の実現が難しくなることがあります。
夫婦間のコミュニケーションが不十分であったり、家事に対する期待や役割分担について話し合うことはできているでしょうか?
夫婦それぞれの思い込みによって、夫が家事に参加する動機が低くなる可能性があります。
理由④時間やエネルギーの制約
夫は、仕事が忙しすぎて、そもそも自宅に滞在している時間が少ない場合や、仕事で疲れきってしまっていて家事に取り組む余力がない場合もあります
夫が忙しい仕事や他の責任に追われている場合、家事に十分な時間やエネルギーを割くことが難しいと感じるかもしれません。
理由⑤スキルや知識の不足
家事は誰もが最初は初心者です。
見よう見まねで取り組んだり、親などに教えてもらって少しずつ成長していくものです。
しかし、家事に取り組む機会がなかったり、今まで家事を一切してこなかった夫であれば、家事に対するスキルや知識が不足している場合があります。
夫が自信を持って家事に取り組むことができず、参加しない傾向が生じるかもしれません。
夫が家事をしない理由は?
ここまで5つの一般的な理由をご紹介してきました。
夫が家事に参加しない理由は見つかったでしょうか?
1つの理由が原因ではなく、いくつかの複数の理由が重なっていることがほとんどです。
夫が家事に参加しない理由を理解するためには、オープンなコミュニケーションを図り、相互理解を深めることが重要です。
ここでやって欲しくないのが相手を責めること。
夫が家事をしない理由が判明して、その理由から相手を責めても何もいいことはないでしょう。より、夫は家事から距離を置いてしまうかもしれません。
それよりも取り入れたいのが「相手を認める」ことです。
承認欲求の不足が原因かも
個人の事情によって様々な家事をしない理由が存在するとは思います。
ここで多くの人に共通している1つの原因を確認しておきましょう。
それは承認欲求の不足です。
誰かにもっと認めてもらいたい!と思ったことはありませんか?
誰かに自分のことを認めてほしい「承認欲求」を多くの人は持っています。
子供の頃に親に認めてもらいたいと思ったことではないでしょうか?
幼少期に親に認められたい欲求が満たされていない人は、そのまま大人になって親離れをしても誰かに認められたいと心の底では思い続けているのです。
承認欲求が満たされれば、それだけ自己肯定感は高まります。
一方で、否定されると承認欲求が満たされず、自己肯定感が上がりにくくなり、自己否定感が強くなります。
家事を通して夫の自己肯定感を高める
夫にいやいや家事に参加してもらうのはあまり得策ではありません。
そこで、夫に家事をサポートしてもらうことで、夫の自己肯定感を高める機会にしてもらってはどうでしょうか?
家事を通して、自己肯定感を高めることができれば、家事に自主的に参加したいと思うかもしれませんし、家事に対しての積極性が高まる可能性もあります。
何よりも夫の気持ちはどんどん満たされていきますので、家事を通して家庭内の雰囲気はより楽しいものに変わっていくのではないでしょうか。
夫の自己肯定感を高めるために、これからご紹介するいくつかの方法を試してみてください。何か変化を感じる事ができたなら、続けてみることをお勧めします
方法①肯定的なフィードバックを与える
夫が家事を手伝ってくれたとき、どんな反応していますか?
当たり前のことだと思って何も反応しなかったり、うまくできなかったからと相手を責めたりしていないでしょうか?
夫が家事を手伝ったり、貢献したりした場合には、その努力や成果を認め、肯定的なフィードバックを伝えることを意識してみましょう。
最初はめんどくさいと感じるかもしれません。
誰でも、感謝の気持ちや喜びを伝えてもらえたら嬉しいものです。それだけで、自己肯定感を高めることができます。
方法②共同作業を促す
家事を一緒に行う方法を考えてみてはどうでしょうか?
多くの人は誰かとのつながりを求めています。共同作業は人とのつながりを簡単に感じられる方法です。
子供の頃、友達と一緒に作業をしたり、何かに取り組んだ時、一体感を感じられた事はなかったでしょうか?
日常生活において夫婦が一緒に作業をしたり、同じ目的に向かって何かに取り組むような機会は少ないのではないでしょうか。
家事を一緒に行うことで、夫は責任感や達成感を感じることができます。タスクを分担し、一緒に取り組むことで、自己肯定感を向上させることができます。
方法③スキルや関心のある分野を見つける
夫は「家事ができない」と思い込みとして持っているかもしれません。
家事ができないのは、家事が苦手なのではなく単純に経験不足からきている可能性があります。
例えば、夫は1度も家事をしたことがなく、妻は結婚以来ずっと家事を担当しているとすれば一緒に過ごした年数分だけ経験、実力の差がついてしまいます。
もしかすると、夫には得意な分野や興味のあることがあるかもしれません。そのような分野に関連した家事や責任を与えることで、自信を持てる機会を提供します。
方法④チームとして協力する
家事は家族の存在をチームとして感じることができるとても簡単な方法です。
家事を行う際に、夫との連携や協力を重視してみましょう。
お互いをサポートしながら進めることで、夫は自分が重要な存在であると感じることができ、自己肯定感が高まるでしょう。
家族全体がチームとして協力する体制を作ることができれば、家庭内の雰囲気も楽しいものに変わっていくのではないでしょうか。
方法⑤長所や成功を強調する
一緒に過ごす時間が長くなるほどに、相手の長所や素晴らしい点が見えなくなってしまうこともあります。
家事を通して夫の強みや成功体験を伝えることができれば、相手の自己肯定感を高めることに繋がります。
相手を認めることが習慣化していけば、家事以外の面でもお互いの素晴らしい点を認め、サポートできる関係性へと発展していきます。
存在が否定される関係性ほど辛いものはありません。
それよりも、お互いが高め合い、認め合える関係性になれば、より楽しい時間を家庭内で過ごすことができるようになっていきます。
方法⑥コミュニケーションを重視する
夫婦間のコミュニケーションが十分に取れていないと感じることはありませんか?
そんな時は家事を通じてコミニケーションを取るのも1つの方法です。
お互いに協力して家事を行う事はためにはオープンなコミニケーションを取る必要があります。普段の生活では夫婦間でコミニケーションをとることが難しい関係性になっているのであれば、家事をきっかけにして コミニケーションとってみませんか?
お互いの考えや意見に対して尊重し、受け入れる姿勢を示すことで、自己肯定感が向上します。
家事で家庭の雰囲気を変える
家事は家庭の雰囲気を大きく変えることができる、とても強力なツールでもあります。
大切なのは、お互いの努力や貢献を認め、肯定的なフィードバックを与えることでしょう。
普段の生活から、相手を否定することを続けていれば、関係性は悪化し、家庭の中が居心地の良い楽しい場所ではなくなってしまう可能性もあります。
夫婦がお互いに自分自身の価値を認識し、家事に参加することによって自己肯定感を高められるようなツールとして使ってみてはどうでしょうか?
家庭が居心地の良い場所へ
家庭が居心地の良い楽しい場所になれば、人生が大きく変わるきっかけにもなります。
自宅に帰って過ごすことで、ストレスがうまく発散され、次の仕事のパフォーマンスも上がってくることでしょう。
一方で、家庭が居心地の悪い場所であれば仕事のパフォーマンスにも大きな影響与える可能性があります。
これまでの日本の価値観では、家庭を居心地の良い場所にするのは妻の役目とされてきました。妻が家事をこなし、居心地の良い場所を維持することを求められてきたのです。
しかし、近年ではこの考え方が大きく変わってきています。どちらかが大きな負担を強いられるのではなく、お互いに協力して家庭内の雰囲気を作っていくことが求められています。
感情のエネルギーを溜め込まない
今回ご紹介した方法を使って夫に家事に参加してもらったとしても、実際には大変なこと、うまくいかないこと、ストレスになることがたくさんあるでしょう。
そんな時に大切にしたいのが、感情のエネルギーを溜め込まないことです。
今まで1人でやってきた家事に、他の人が参入することで様々な不安やストレスが出てくることと思います。
そういった負の感情ため込んでしまうと、どんどんと膨らんでいって自分自身を押しつぶしてしまうこともあります。
逆に、感情を相手にぶつけてしまうと、せっかく家事に参加してくれた夫の意欲を奪ってしまい、その後は家事に参加してくれなくなるかもしれません。
夫婦や家族といった近い関係の場合、自分の中から感情が出てきやすい側面があります。
自分で感情をうまくコントロールできれば良いのですが、関係性が近いことでコントロールが難しくなることもあります。
そんな時に利用してもらいたいのが感情カウンセリングです。
感情を外に出してあげる
対面による感情カウンセリングのセッションを神奈川県鎌倉市で実施しています。
実際にお会いしてお話を聞くことで、自分の中にため込んでしまった感情、自分ではうまくコントロールできずに暴走してしまっている感情をカウンセリングセッションを通してクリアリングしていきます。
興味のある方には事前にご相談いただける事前無料相談会を開催しています。お気軽にお問い合わせください。
ご連絡をお待ちしております。