- カウンセリングをずっと受け続けていいのか悩む
- いつのタイミングでやめればいいのか悩んでいる
- カウンセリングをずっと受け続ける意味ってあるのかな?
カウンセリングに対してこのような悩みを持っていませんか?
僕も以前はカウンセリングを受けていました。今でも、必要だと思った時には受けるようにしています。
カウンセリングを受けることによって、自分だけでは気づけない自分の変化に気づくことができ、変化が作り出されて、前に進む力となってくれます。
ところが問題は、今回のテーマとなっている「カウンセリングに依存」してしまうことです。
こんにちは。ヨネイカンです。
カウンセリングに依存すると抜け出すのが難しくなることもあります。
僕も実際にカウンセリングをやめるときにはすごく勇気がいりました。
カウンセリングに依存した状態が続くと「カウンセリングがないと何もできない、何も決められない」といった状況に陥ってしまいます。
今回の記事では、カウンセリング依存から抜け出して、自分らしく生きていくための5つのヒントを中心にお伝えしていきます。何か参考になりそうなものがあればぜひ取り入れてみてください。
カウンセリングに依存していませんか?
現在カウンセリングを受けている方であれば、ご自身がカウンセリングに依存していないかをチェックしておきたいところです。
また、これからカウンセリングを受ける方であれば、どのような状態がカウンセリングに依存しているのか?事前に知っておくことができれば、実際にカウンセリングを受けても依存状態にハマりにくくなるのではないでしょうか。
カウンセリングに依存していることに気づくきっかけやヒントがあります。
まずはカウンセリング依存に気づくきっかけやヒントについて解説していきます。
もし、 当てはまりそうなものがあれば、ご自身の体験と照らし合わせながら依存から抜け出す方法を探っていきましょう。
頻繁なカウンセリングセッション
カウンセリングに頻繁に申し込み、セッションの頻度が通常よりも高い場合は依存の兆候となる可能性があります。
個人でセッションを受けている場合は、他の人との比較ができません。そのため、実際にカウンセリングを受けている頻度が多いのか少ないのかを自分では判断をすることができないかもしれません。
もし、同じカウンセリングを受けているグループや仲間がいるのであれば、どれくらいの頻度で受けているのかを聞いてみるのもいいかもしれません。
カウンセリングを受けていないと不安になったり、カウンセリングの申し込みをしていない状態では手持ち無沙汰に感じてしまう時は要注意です。
カウンセリングは自己成長や問題解決のためのツールであるべきですが、頻度が過剰である場合は、依存のサインとなることがあります。
カウンセリングセッションを受け続けていないと不安になる。
そんな感覚になったことはないでしょうか?
カウンセリングなしでは問題を解決できない感覚
何らかの新たな問題が発生したときに、カウンセリングがないと問題が解決できないと考えてしまうのであれば依存状態にあるのかもしれません。
自己解決の能力が低下し、カウンセリングなしでは問題や困難に対処する自信がないと感じる場合、依存の兆候となる可能性があります。健康な方法で問題を解決する能力を持つことが重要です。
カウンセリングに依存していると、
カウンセリングを受けないと問題が解決できないように思います。
本当にそうなのでしょうか?
カウンセリングやセッションを受けないと
- 問題を解決することができない!
- 前に進むことが一切できない!
このように思っているのであれば要注意です。
いちど深呼吸をしてカウンセリングを使わずに自分で問題を解決するための方法を考えてみましょう。
カウンセリング以外の生活領域への影響
最もよく聞くのが「お金」の問題です。
カウンセリングを受けるために給与や貯蓄のほとんどを使ってしまい、生活が苦しくなる。このようにカウンセリングを受けることによって、ある程度は心が自由になるもの、経済的にはカウンセリングを受けるたびに苦しくなってしまうことがあります。
カウンセリングへの依存が他の生活領域に悪影響を及ぼしている場合、それは依存のサインとなることがあります。
仕事、人間関係、学業、趣味などの他の領域が犠牲になっていないでしょうか?
カウンセリングセッションのために日常生活を制約しているなどの兆候が見られるのであれば要注意です。
カウンセリングで金欠になって、ますます不安が増大する。
このような状態になることは避けたいものですね。
カウンセリングに頼らないと不安や無力感を感じる
カウンセリングセッションがないと不安や無力感を感じてしまい、自分が安定や幸福感を手に入れるためには「カウンセリングしかない!」と感じている場合は依存の兆候がかなり高くなっている可能性があります。
カウンセリングはサポートの手段であるべきです。完全な依存状態に陥ることは避けたいところです。
カウンセリングを「受けること」が目的になっていませんか?
本来の目的を思い出してみることが大切です。
カウンセリング依存に気づいたら
ここまでご紹介してきたカウンセリング依存の状態はわかりやすい一例です。
これらの兆候が現れているなと感じている場合は、ご自身でカウンセリング依存に気づいている可能性もあります。
カウンセリング依存から抜け出す方法を考えてみましょう。
ただ、 カウンセリングに依存に気づいたからといって、全てをやめてしまうのはリスクがある可能性もあります。
自己診断ではなく、専門家や信頼できる人々と相談することが重要です。例えば、セカンドオピニオンとして他のカウンセリングの専門家や心理療法士に相談し、状況を評価してもらうことで、適切なサポートや指導を受けることも考えてみてください。
カウンセリング依存に自分自身で気づくことができたのであれば、まずは自分の力でいちど立ち止まってみることが大切です。あなた自身とってカウンセリングを受ける目的を再度確認し、何のためにカウンセリングが存在してるのか改めて考え直してみましょう。
カウンセラーは依存された方が儲かる
ここで話が少し変わります。
カウンセリングをビジネスの面から考えてみましょう。
僕自身もカウンセリングを仕事としていますので、この事実を伝えるのには抵抗があるのですが・・・
正直ぶっちゃけてしまいます。
カウンセラーの立場としてはクライアントに依存された方が儲かります。
「クライアントに依存される方が儲かる」これって、カウンセリングの仕事に限らずほとんどの仕事で当てはまります。
例えば、コンビニの事業をしているのであれば、お客さんがコンビニに依存してくれたら、コンビニの商品をどんどんと買ってくれます。
「コンビニがないと私の生活が成り立たない!」となると、自然とコンビニの事業は儲かります。
カウンセリングの場合は、依存されることによって継続的に仕事がもらうことが簡単にできるようになります。
「カウンセリングがないと生きていけません」となったら、クライアントからの依存状態が続く限りは売り上げは安定します。
カウンセラーの立場からすれば、実はカウンセラーもクライアントに依存している状態です。依存してれくれているクライアントに売上を見込んでいる状態になります。
カウンセリングを受ける人(クライアント)、提供している人(カウンセラー)のお互いが依存する「共依存」の状態に陥ってしまうのです。
カウンセリング事業の裏側っぽいことをお伝えしましたが、依存はカウンセラー、クライアントの両方にとって良くない未来を導いてしまう可能性もあります。
ここから更に詳しく解説するとなるとビジネスがテーマになってしまいますので、ここまでにしておきましょう。
自立のためのカウンセリング
カウンセリング依存から抜け出すための最初の一歩として、
何のためにカウンセリングを受けるのか?改めて考えておきましょう。
カウンセリングを受ける目的は人によって様々あると思います。大きな目的としてはカウンセリングを受けることで、自立して自分らしく生きていけるようになることではないでしょうか?
カウンセリングに頼って答えをもらうことが目的ではなく、カウンセリングを通して自分が成長し、将来的にはカウンセリングから卒業して自分で考え、判断できる力を身につけることが目的です。
そのためにもカウンセリングの依存から抜け出す方法を一緒に考えていきましょう。
カウンセリング依存から抜け出す方法
カウンセリング依存から抜け出す方法はいくつかあります。
これからいくつかのアプローチを示しますが、個別の状況によって効果的な方法が異なる場合がありますので、判断に迷った時は専門家の助けを受けることをお勧めします。
方法①自己認識の向上
カウンセリング依存の背後には、自己認識や自己肯定感の欠如があることがあります。
「自分のことが、自分でわかっていない」状態ですね。
自分のことがわからないので、カウンセラーの情報が「絶対的」なものとして捉えやすくなってしまいます。
カウンセラー依存から抜け出すための一歩として重要なのは、自己を理解し、自己価値感を高めることです。
特に承認欲求が満たされていない人は、カウンセラーに認めてもらわないと「自分には価値がない」と思ってしまいます。
改めて自分について考え、見つめ直してみましょう。
方法②サポートシステムの構築
カウンセリング依存から抜け出すためには、カウンセリング以外のサポートシステムを築くことも重要です。
カウンセリングを受けることが絶対になっていないでしょうか?
気軽に相談ができる家族や友人、信頼できるメンター、サポートグループに参加するなど、信頼できる人々との関係を築くことも取り入れてみましょう。
カウンセリングに頼る必要性が減少する可能性があります。
方法③ストレス管理技術の学習
ストレスがうまく発散されているでしょうか?
カウンセリング依存は、ストレスや感情の管理の困難さに関連している場合があります。ストレス管理技術を学ぶことで、自己効力感を高め、自己解決能力を向上させることができます。
リラクゼーション法、呼吸法、運動、ヨガ、アートセラピーなど、ストレスを軽減するためのさまざまな方法がありますので、自分に合ったストレス解消の方法を探ってみましょう。
ストレスを感じた時に「カウンセリングを受けないとダメだ!!」ではなく、他の選択肢も出てくる可能性があります。
方法④カウンセリングの適切な使用
カウンセリングを受けることが目的になっていないでしょうか?
カウンセリングは、適切なタイミングと適切な目的で利用することが重要です。
自己成長や問題解決のためのサポートとしてカウンセリングを受けることは有益ですが、依存状態に陥らないように注意する必要があります。カウンセラーとのセッション間の時間を設けるなど、バランスを取ることが大切です。
方法⑤新しい趣味や興味を見つける
カウンセリングへの依存から抜け出すためには、新しい趣味や興味を見つけることも助けになる場合があります。
自己成長や喜びを追求するために、新たな活動や関心事を探求することで、自己肯定感を高め、カウンセリングに頼る必要性が減少する可能性があります。
あなたの人生をより充実させて、豊かな人生とするためのカウンセリングです。
カウンセリングが充実してもあまり意味がありません。
自分にとっての喜びや生きる目的を明確にすることが大切にしてみましょう。
カウンセリング依存から抜け出そう
ここまでご紹介してきた方法は、カウンセリング依存から抜け出すための一般的なアプローチです。
実際には個別の状況や個人のニーズに応じて、さまざまなアプローチを組み合わせることが重要です。専門家やカウンセラーのサポートを受けながら、自分に最適な方法を見つけることをお勧めします。
目的を明確にする
最初にカウンセリングを受けると決めた時は「なんとなく受けた方が良さそうかな?」といった感じで受け始めていたかもしれません。
だんだんとカウンセリングの効果が分かり、自分にとって良いツールだと感じ始めたときにはカウンセリングから抜け出せなくなってしまっている可能性もあります。
そのように感じた時は改めてカウンセリングを受ける目的を明確にしてみましょう。
そして、明確になった目的が達成されたのであれば、一度カウンセリングを止めてみることをおすすめします。
目的もなく、なんとなく続けているのはカウンセリングに依存している状態です。一度カウンセリングをやめることで、自分の力で問題を解決し、前に進みながら成長していく力が養われていくことでしょう。
原因は承認欲求にある?
最後に僕が提供しているカウンセリングをご紹介させていただきます。
カウンセリングに依存してしまう要因の1つとして「承認欲求が満たされていない」ことが考えられます。誰かに自分のことを認めて欲しい欲求が満たされていないために、カウンセラーを通して承認欲求を満たそうとしている可能性があります。
僕が提供している感情カウンセリングはアドバイスを積極的に行うカウンセリングではありません。感情カウンセラーから何かを提言することはありません。
自由にご自身のことを話してもらうことで、クライアント自身が問題に気づき、自分で解決する方法見つけ出すためのサポートをするカウンセリングです。
このような特性を持っているカウンセリングですので、どうしても依存的になる状況が作られにくいカウンセリングともいえます。
といっても、実際には依存的になってしまうクライアントさんもいらっしゃいますが、徐々に自立する方向へと成長していきます。
今までの自分から変わりたい、抜け出したい、何かを変えていきたい。
そんな方はご相談ください。
新たな一歩を踏み出すためのサポートができるかもしれません。
相談をご希望の方には事前に無料で相談いただける「事前無料相談会」を開催していますのでお気軽にご相談ください。
ご連絡をお待ちしております。