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「他力本願だけ」では現実は変わらない。影響を与えるバーストラウマとインナーチャイルド

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変わりたいのに、現実はなかなか変わらない。

変わるための行動として「セッションを受けたら何か変わるかな?」

そんな期待を持って、セッションを受けに来る方もいらっしゃいます。

私自身もそうでした。

「セッションを受ければ、何かが変わるのではないか。」

確かに、セッションを受けることで変化は起こるでしょう。

しかし、その変化はあなた自身が望むような変化ではないかもしれません。

目次

なぜ自分で行動を起こすことが重要なのか?

私たちの多くは、日常生活の中で何か困難や問題に直面したとき、他人や外的な要因に頼りがちです。

例えば、誰かになんとかしてもうおうと思ったり。

何かを利用すれば、何となかるのではないかと思ってみたり。

しかし残念ながら、他力本願では本当の意味での解決である「変化を作り出すこと」には至りません。

なぜなら、本当の変化は自分の内側から起こるものだからです。自分自身で解決策を見つけ、行動に移すことで初めて、持続的な変化が可能となるのです。

自分で行動を起こすことが重要なのは、それが自己効力感を高め、自立心を育むためです。

自己効力感が高まると、人は自分の力で困難を乗り越えることができると信じるようになります。

これは、精神的な強さや抵抗力を育てる基盤となり、未来の課題に対する自信に繋がります。

また、自分で解決策を模索し実行する過程で、問題解決能力や創造力も養われます。

他人から与えられた変化が持続しない理由

他人から与えられた変化が持続しない主な理由は、その変化が自分自身の内側から来ていないためです。

他人によって課された目標や改善策は、一時的には機能するかもしれませんが、長期的には自分自身の価値観や動機に基づかないため、維持が難しくなります。

自己決定の重要性

変化が持続するためには、その変化が「自己決定的」であることが重要です。

自己決定理論によれば、人々が自分の行動をコントロールしていると感じ、その行動が自分の重要な価値観やニーズと一致しているとき、より高いモチベーションと満足感を得ることができます。

自分で選んだ変化は、自己の成長と直接的な関連があるため、より強い意志と努力をもって推進されます。

外的動機づけの限界

他人から押し付けられる変化は、しばしば外的動機づけに依存しています。

報酬や罰といった外部からの刺激によって行動が左右されると、その動機づけは内面化されにくく、自主性が欠けます。

このため、外的な刺激がなくなると、行動を継続する内的な理由が不足していることが多く、結果として変化が短命に終わることがあります。

内的動機づけの力

一方で、自分自身の内的な欲求や興味に基づいて行動するとき、人は内的動機づけを感じます。

これは、行動が自己の核となる価値観や信念に合致しているため、エネルギーが自然と湧き、持続可能な変化を生み出す力となります。

内的に動機づけられた変化は、個人の自尊心を高め、長期的な満足感に繋がります。

持続可能な変化のために

持続可能な変化を達成するためには、個々人が自分の行動の主体者として機能し、自分にとって意味のある目標に向かって自ら進むことが不可欠です。

自分自身で設定した目標は、個人の内部からの強い動機づけを引き出し、その達成へ向けた持続的なエネルギーを提供します。

最終的に、自分自身で考え、決定し、行動することが、持続可能な個人的な変革と成長への鍵です。

他人に依存するのではなく、自己の内面に目を向け、自己実現の旅に自らの足で歩み出す勇気を持つことが、真の変革への第一歩となります。

バーストラウマとインナーチャイルドの影響

あなた自身が人生を変えたい!

今の現状を変えて動き出したい!と強く思っていたとしても、現実はなかなか変わらないことがあります。

その変化しない要因として強く影響を与えているのが「バーストラウマとインナーチャイルド」です。

あなたの変化に対する抵抗の要因となる理由を詳しく解説します。

バーストラウマが変化に与える影響

バーストラウマとは、出生過程で経験する心理的、身体的なストレスが長期にわたって影響を及ぼすことです。

出生時のトラウマは、無意識のレベルで深く刻まれ、個人の行動パターンや感情反応に大きく影響します。

特に、新しい環境や状況への適応において、過去の不安や恐怖が再活性化されることがあります。

これにより、変化に対する抵抗感が生まれることが多く、変化することへの無意識の恐れや不安が、成長や進展を妨げる要因となります。

インナーチャイルドの影響

インナーチャイルドとは、私たちの中に存在する子供の部分で、過去の経験や感情、記憶が保存されています。

このインナーチャイルドが過去に受けた傷や無視されたニーズは、大人になってからの行動や対人関係に影響を与え、特に変化の際に顕著に現れます。

たとえば、子供の頃に安全でない環境にいた人は、新しいことへのチャレンジに対して強い不安を感じやすいです。

これは、内面の子供が未だに保護を求めているからであり、この不安が変化に対する抵抗として現れるのです。

変化に対する抵抗のメカニズム

  1. 安全への執着:バーストラウマやインナーチャイルドの影響を受けている人々は、しばしば既知の環境や状況に留まろうとします。未知のものに対する恐怖が、安全でなかった過去の経験から来るため、変化そのものが脅威と感じられることがあります。
  2. 過去のパターンの繰り返し:過去のトラウマが未解決の場合、同じ感情的パターンや行動が繰り返されることが多いです。このため、新しい行動や変化を試みることが困難になり、成長の機会を自ら遮断してしまうことがあります。
  3. 感情の再体験:変化のプロセス中に、過去のトラウマに関連した感情が再び表面化することがあります。これにより、その感情を避けたい一心で、変化から逃れようとする行動が見られます。

対処方法

変化に対するこのような抵抗を乗り越えるためには、バーストラウマやインナーチャイルドの癒しに焦点を当てる必要があります。

専門のセラピストとのセッションで安全な環境を作り、感情の解放や再評価を行うことが効果的です。

また、自己受容と自己理解を深めることで、過去の自分を癒し、新しい自己を受け入れる準備ができます。

これにより、変化に対する内面の抵抗を減らし、人生を前向きに進むための道を開くことができるでしょう。

トラウマを乗り越え、本来の自分を取り戻すステップ

トラウマ解消のためのステップをご紹介しましょう。

以下の手順にもある通り、実際には1人ではとても難しい作業です。

専門家のサポートを受けながら解消し、ご自身の課題と向き合っていくことを推奨します。

  1. 認識と受容:まずは、トラウマの存在を認識し、その影響を自分の人生に及ぼしている事実を受け入れることが重要です。この段階では、専門家の助けを借りながら自己の過去と向き合うことが推奨されます。
  2. 感情の解放:抑圧された感情や記憶は、適切なカウンセリングやセラピーを通じて表現し、解放することが必要です。感情を表現することで、トラウマによる心の傷が癒され始めます。
  3. 再構築のプロセス:心理的なサポートを受けながら、自己イメージや人生観を再構築していきます。このステップでは、自己受容、自己愛、そして自己肯定感を高めることがキーとなります。
  4. 新しい関係性の構築:健康的な人間関係を築くことも、回復過程において非常に重要です。安全で支持的な関係を通じて、信頼と絆を再び育むことができます。
  5. 継続的な自己ケア:心と体の健康を維持するために、継続的な自己ケアが必要です。適切な睡眠、栄養、運動、そしてリラクゼーション技術を実践することが、トラウマ後の安定に役立ちます。

これらのステップを踏むことで、トラウマの影響を乗り越え、本来の自分を取り戻し、より豊かで充実した人生を送ることが可能になるでしょう。

トラウマを一人で解決するには困難な問題かもしれませんが、適切な支援と共に、新たな自己を発見する旅は始まります。

一緒に変化を作りませんか?

変わりたいのに変われない。

今の人生、このままでいいとは思えない。だけど・・・どうすればいいの?

そんな方は私と一緒に人生を変えていく旅をスタートさせませんか?

最初にもお伝えしているように、わたしのセッションを受けたからといって何かが簡単にかわるということはありません。

変化を作り出すのは他の誰でもない「あなた自身」です。

あなたが変化を作り出し、人生を変えていくためのサポートをするのが私の役割です。

現状を変えたい、人生を変えたい、あなたからのお問い合わせをお待ちしています。

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