- こんなことを続けても意味があるのかと不安になる
- 大きな成果を手に入れたいと思っている
- いつも続けることができず、諦めることが多い
大きな成果を生み出すためにはどうすれば良いのでしょうか?
それは、小さな成果を積み上げることです。
答えはシンプルでわかりきっていることなのですが、実際にはなかなか実現できません。
こんにちは。ヨネイカンです。
小さなことをコツコツと。なかなかできませんよね。
小さな成果をコツコツと積み上げていけば、やがては大きな成果となって、自分が得たいと思っていた結果が得られるようになる。
そのことは頭では理解していたとしても、実行するとなると難しいことがあります。
今回は小さな成果を積み上げ、大きな結果を手に入れるための考え方をお伝えしていきたいと思います。
失敗から学んだ小さな成果の重要性
以下の記事でも書いたのですが、このブログのサーバー移転を実施するに当たり、移転作業に失敗をしてしまいました。結果として、それまでに書いた記事が全てが消えてしまいました。
当然ながら、記事が消えてしまったことは僕自身が望んでいた結果ではなく、できることなら避けたい失敗だったのですが、結果的には記事を復旧することは叶いませんでした。
0からホームページを作り直すことになったのです。
記事が消えた後、しばらくは気持ちが落ち込んで書くことができませんでした。気持ちがある程度まで回復してきたことで再開することができました。
ところが、なかなかモチベーションが上がりません。書く気が起こってこないのです。
どうしてモチベーションが上がらないのか?考えてみました。
そこで気づいたのが、それまで書いてきた記事の重要性です。
それまでは当たり前のように「1日1記事以上を書く」ことを目標として3カ月間継続して記事を書き続けてきました。
その頃は書くことが当たり前でした。1日1記事ですので、まさに一歩ずつ進んでいく感覚です。
大きな成果をいきなり獲得するのではなく、少しずつ積み重ねていく感覚を大事にしようと思って書き続けていました。
ところが、その積み上げたものが一気に崩れて、跡形もなく消えてしまいました。
消えてしまった後、初めてそれまで書いてきたものの重要性に自分自身が気づいたのです。
小さな成果に気づく
僕の今回の事例で言えば、記事の一つ一つはとても小さな成果です。
記事を書き終わった後に充実感はありましたが、そこまでの重要性を感じる事はありませんでした。
そこで、
同じようなことが日常生活の中でも起こっているのではないか?と気づきました。
健康であること、家族と幸せに日常生活を過ごせていること。
このような当たり前に手に入れることができている日常に対して「ありがたい」と思うことはありません。
しかし、よくよく考えてみると、このようなタイプのものは一度でも破綻してしまうと元の状態に戻したり、再び手に入れるのには大変な労力がかかります。場合によっては経済的な負担が大きくなることもあります。
わかりやすいのは健康です。
例えば、がんなどの大きな病気にかかった時には、健康であることのありがたさに気づくことでしょう。
がんを治療し、元の状態に戻すには、体力的・精神的・経済的に大変な労力を要する場合があります。
日常の小さな積み重ねは、やがて大きな結果につながっていきます。
ここからは、小さな積み重ねから大きな成果を生み出すための5つの考え方をご紹介していきましょう。
小さな積み重ねが大きな成果を生むための5つの考え方
小さな積み重ねを続けることによって大きな成果を得ることができます。
しかし、小さな積み重ねから大きな成果を得るためには、日常の意識の持ち方が非常に重要となってきます。
人間が毎日の生活を続けることによって、何らかの小さな積み重ねが生まれています。
しかし、先ほども書いたように場合によっては、その小さな積み重ねがネガティブな結果を生み出す可能性もあります。例えば、健康を害するような。
小さな積み重ねを実行することで、自分が望む成果を得るために必要な考え方を5つ今回はご紹介していきます。
①「小さな成功体験が大きな自信への道」
日常の小さな成功体験が「あなたの自信」にどのような影響を与えているのかを考えてみましょう。
私たちは日常生活や仕事を通して、小さな目標を達成し、困難を乗り越えた経験があります。
問題はその小さな目標達成や困難を乗り越えた成功体験をあなた自身が認識しているかどうかです。
実際に認識していなかったとしても、現実的には何らかの成果を得ていることでしょう。
でも、小さな成功体験の一つ一つをあなた自身が認識できるようになったとしたらどうでしょうか?その成功体験を通して「自信」という強い味方を手に入れることができます。
例えばこんな感じです。
小さな何かが達成できた時の自分の反応として
「何となく、いつも通りやってみたらできたかも・・」
「いつもやってきたことが成果となって、今日もちゃんとできた!」
上記の2つの違いです。
日常のかに「できている」感覚をちゃんと掴み取ることができていけば、簡単に「自信」を 手に入れることができます。
「自信」によって、自己肯定感が高まり、さらなる挑戦への意欲を高めることができるようになります。大きな成果、成功へと近づきやすくなります。
日々の小さな成功体験を認識する
②「習慣化が成功への鍵」
小さな積み重ねの一つ一つはとても小さいものです。その小さなものは継続することによって大きな成果が出やすくなります。
例えば、ランニングの習慣をイメージしてみましょう。
ランニングで1キロの距離を走るとします。
月に1回 だけランニングを実行していたとすれば、全く走らないよりは成果が出る可能性がありますが、大きな成果へとつながる可能性はとても低いです。
一方、毎日1キロを走っている場合はどうでしょうか?
1ヵ月間では合計で30キロを走ることができます。また、毎日走ることによって筋力・体力がついてきますので、距離を伸ばして5キロ、10キロと走れるようになってくるかもしれません。
1回のランニングだけを見れば「たったの1キロ?」と大した事はないように思ってしまいますが、継続して習慣化することができるようになれば成果に大きな影響を与えます。
小さな積み重ねを習慣化することが、個人や組織の成功にどのような影響を与えるのかについてイメージをしてみましょう。
日々の習慣やルーティンを通して、継続的に取り組むことによって目標の達成や成果の向上につながります。
自分が手に入れたい成果に向けて習慣化する
③「小さな一歩で大きな変化を実現する方法」
小さなマイクロアクションが大きな変化をもたらすことを認識しておきましょう。
これまで書いてきたように、日常の中で行っていることの一つ一つはとても小さなことかもしれません。しかし、その小さな一つ一つが大きな結果を生み出すことを意識しましょう。
そのような事例は日常生活の中にたくさん潜んでいます。いくつか事例をご紹介しましょう。
事例①歯磨き
歯磨きをする事が当たり前の習慣になっている人は多いでしょう。
歯磨きを習慣化して継続することで、どのような未来が手に入るのか?誰もが知っています。
日常的に歯磨きをきちんとしなければ、将来的には虫歯になる可能性が高まります。歯の健康を害することで、身体全体の健康に悪い影響を与える恐れがあります。
歯磨きを継続的にきっちりと行うことができれば、歯の健康は維持され、将来は健康な歯で食事を楽しむことができるようになるでしょう。
事例②食生活
僕はお菓子がとても大好きでした。そのため、健康診断では毎年「コレステロール値が高い」と指摘されていました。
毎日、お菓子を食べる事は、日々の生活の中では「少しのお菓子」と思ってしまいますが、それを一年間続ければ結果として翌年の健康診断では悪い結果が出てきます。
目標を達成するために小さなステップを踏むことや、問題解決のために小さなアクションを継続的に行うことが、大きな成果や成長をもたらすことは日常生活の中でも感じることができます。
日常の中の当たり前にできていることに意識を向けてみる
④「小さな失敗から学ぶ成果の道」
ここまでご紹介してきたように、私たちは日々の生活の中で成功体験を積み重ねています。
一方で、成功ばかりではなく「失敗」をすることも当然ながらあります。
成功体験と同じように、失敗体験も学びの積み重ねとして生かすことが可能です。
ところが、私たちは多くの場合において日々の失敗を無視してしまいます。
もし、失敗をして痛い目にあったとしても、失敗経験を無視することで忘れた頃にまた同じ失敗を繰り返してしまった経験はないでしょうか?
僕はよく「また、同じ失敗をして!」と言われることがあります。
小さな失敗や挫折から学ぼうとせずに「流してしまう」のです。
私たちは、日常生活の中で小さな失敗をたくさんしていることでしょう。それらの小さな失敗から学ぶことが成功や成果を生み出す道へと繋がっていきます。
挑戦や試みをすれば失敗することもあります。その過程での失敗をフィードバックとして受け止め、改善や学びにつなげることが重要です。
失敗を学びに変えることができるか?
⑤「小さな積み重ねが長期的な成果をもたらす」
小さな積み重ねは長期的な成果や持続可能な変化をもたらします。
例えば、僕はグルテンフリーを5年間続けてきました。
毎日の食生活の中でグルテンフリーを実施しています。小麦粉を食べない食生活を続けてきました。
1回ずつの食事として考えると大したことがありませんが、5年間ずっとグルテンフリーを続けることによって、僕は「グルテンフリーの体質」を手に入れることができました。
このグルテンフリーの体質は、どれだけお金を出しても手に入れることができません。
毎回の食事において、「小麦粉を食べない」のはとても小さな積み重ねです。しかし、5年間続けることによって揺らぐことのない確実な成果を手に入ることができています。
どうしても短期的な目標や一時的な成果に目がいってしまいがちですが、長期的な視点を持ちながら継続的に取り組むことも重要です。
長期間の継続によってしか手に入らない成果があります。
お金をかけることで期間を短縮したり、効率的に成果を手に入れることもできますが、最終的には自分自身の判断と継続力によってしか手に入らないものがたくさんあります。
小さな成果の積み重ねは、長期的には「揺らぐことのない確実な成果」として手に入れられることを知っておきましょう。
長期の習慣化でしか手に入らない成果がある
日常を大切にする
とても当たり前のことなのですが意外と見落としてしまっているのが「日常を大切にする意識」です。
私たちは日常生活を当たり前のものとして過ごしていることが多いです。しかし、その当たり前に過ごしている一つ一つに目を向けてみましょう。
大切にできるもの、場合によってはさらに質を高められるもの、見直した方がいいものがあるでしょう。それらが、将来的に大きな成果へとつながります。
このタイミングであなたの日常生活をぜひ見直してみて下さい。
当たり前を変えられない
ところがここで大きな問題が発生します。
それは、日常の中にある当たり前を変えることの難しさです。当たり前にできているという事はストレスなく、それらを実行できていることになります。
当たり前を変えようと思うと、不安や恐怖を覚えたり、ストレスを感じることもあるでしょう。
しかし、日常の当たり前を変えることが、自分が本当に手に入れたい未来、自分自身の変化成長へとつながっている事はたくさんあります。
日常の中にある当たり前を変えようと思った時に、どうしても変えられない存在をあなたの中に感じた時はぜひご相談ください。
カウンセリングなどの各種セッションを通してあなたの中にある変わりたくない存在からの解放をサポートしていきます。
どのようなセッションを受けられるのか、事前にご相談いただける事前相談会も開催しています。お気軽にご相談ください。
ご連絡をお待ちしております。